「同僚が先に昇進して、正直面白くない」 「友人の幸せそうなSNS投稿を見ると、なぜかイライラする」
そんな黒い感情を持ってしまった自分に、自己嫌悪を感じたことはありませんか? 「人を妬んではいけない」「もっと祝福しなきゃ」と思えば思うほど、心は苦しくなるものです。
でも、安心してください。ポジティブ心理学において、嫉妬は「悪い感情」ではありません。 むしろ、あなたの人生を飛躍させるための「高エネルギーなガソリン」なのです。 今回は、嫉妬心を消さずに、行動するためのエネルギーに変える心理テクニックをご紹介します。
嫉妬は「あなたの可能性」を教えてくれる
そもそも、あなたはどんな相手に嫉妬しますか? おそらく、大谷翔平選手やイーロン・マスク氏には、あまり嫉妬しないのではないでしょうか。
心理学には「人は、自分にも手が届きそうな幸せを持っている人にしか嫉妬しない」という法則があります。 つまり、あなたが誰かに猛烈にジェラシーを感じたなら、それは脳が「お前なら、そこまで行けるぞ!」と教えてくれているサインなのです。
嫉妬の正体は、まだ開花していない「あなたの可能性」そのものです。どうでもいいことには、嫉妬すら湧きません。
「良性嫉妬」と「悪性嫉妬」
心理学者のニールス・ヴァン・デ・ヴェンは、嫉妬を2種類に分類しました。
「あいつ失敗すればいいのに」と相手を引きずり下ろそうとする感情。これはストレスを生み、あなたを停滞させます。
「いいな、私もそうなりたい!」と憧れ、相手に近づこうとする感情。これはモチベーションを高め、成長を促します。
重要なのは、嫉妬心を「悪性」のまま放置せず、「良性」に変換することです。
嫉妬をガソリンに変える3ステップ
では、どうすれば変換できるのでしょうか?
- 認める: 「ああ、私は今、悔しいんだな」と口に出して認めます。感情は否定すると暴走しますが、認めると鎮まります。
- 分解する: 相手の「何」が羨ましいのか具体的に分析します。 「あの子の“結婚”が羨ましいの? それとも“愛されている安心感”が羨ましいの?」 ここを掘り下げると、あなたが本当に欲しかったもの(コア・ゴール)が見えてきます。
- 真似る: 「どうすれば私もそうなれる?」と考え、相手の良い習慣を一つだけ盗みます。 行動に移した瞬間、嫉妬のドロドロしたエネルギーは、あなたを前に進めるクリーンな燃料に変わります。
まとめ:悔しさは「GO」の合図
「羨ましい」という感情は、人生の羅針盤です。 その針が指している方向こそが、あなたが次に進むべき未来です。
誰かに嫉妬して心がざわついたら、こう呟いてみてください。 「なるほど、次は私がこうなる番か」
そう捉え直すだけで、嫉妬心はあなたの最強の味方になってくれるはずです。

