「休日は家でゴロゴロしていたのに、月曜日の朝から体がだるい」 「常に頭の中で何かがグルグルしていて、スッキリしない」
そんな「脳の疲れ」を感じていませんか? 実は、私たちの脳は、何もしていない時でもエネルギーを浪費し続けています。
原因は、脳が勝手に行う「メンタル・タイムトラベル」です。 「あの時こう言えばよかった(過去の後悔)」 「来週のプレゼン、失敗したらどうしよう(未来の不安)」
このように、意識が「今」になく、過去や未来をさまよっている状態を、脳科学では「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」の過活動と呼びます。なんと、脳のエネルギーの60〜80%がこのアイドリング状態で消費されているのです。
この浪費を止め、脳を本当に休ませる唯一の方法。それが「マインドフルネス(瞑想)」です。
「怪しい」から「科学」へ
「瞑想」と聞くと、宗教的な修行をイメージするかもしれません。 しかし現在では、GoogleやIntel、Facebook(Meta)などの巨大IT企業が、社員の生産性を上げるための研修として導入しています。
やることはシンプルです。「今、ここ」の感覚に意識を戻すこと。 過去や未来に飛んでいった意識を、強制的に「現在」に引き戻すトレーニングです。
1日3分!「呼吸瞑想」のやり方
最も簡単で効果的な方法は、呼吸に集中することです。
呼吸瞑想のやり方
- 姿勢: 椅子に座り、背筋を軽く伸ばします。目は閉じても、薄目を開けてもOKです。
- 呼吸: 自然な呼吸を続けます。鼻を通る空気の温度や、お腹が膨らんだり凹んだりする動きを感じてください。
- 気づき: 必ず途中で「今日の夕飯なににしよう」などの雑念が浮かんできます。そうしたら、「あ、雑念が浮かんだな」と気づき、優しく呼吸に意識を戻します。
「戻す」瞬間が筋トレになる

管理者
重要なのは、「雑念を消すこと」ではありません。
雑念に気づき、呼吸に「戻す」。この繰り返しのプロセスこそが、前頭葉を鍛え、ストレスに動じない脳を作ります。
1日3分で構いません。パソコンがフリーズした時に再起動するように、あなたの脳もマインドフルネスで「再起動」してあげましょう。 終わった後、視界が少しクリアになっていることに気づくはずです。

